日本製鉄、世界鉄鋼協会「Steelie Awards 2026」で2部門を初受賞

by · マイナビニュース

日本製鉄は10月13日、世界鉄鋼協会(worldsteel)が主催する第17回「Steelie Awards」において、「Excellence in Process and Product Innovation」と「Excellence in Sustainability」の2部門で受賞したと発表した。同社が同賞を受賞するのは初めてで、全6部門のうち複数部門を受賞したのは同社のみという。

写真左は日本製鉄の今井正社長兼COO

Steelie Awards 受賞について

Steelie Awardsは、世界の鉄鋼業界の発展に貢献したworldsteel加盟企業を表彰する国際的な賞で、各分野の有識者による審査を経て受賞企業が選定される。受賞者は10月12日、インド・ニューデリーで開催された年次総会関連イベントで発表された。

プロセス・製品イノベーション部門では、高耐食Zn-Al-Mg-Si合金めっき鋼板「SuperDyma GB」(スーパーダイマ ジービー)が受賞した。着色後処理技術によって後塗装工程を不要とし、製造工程の簡素化やCO2排出量の削減に貢献する製品とされる。

サステナビリティ部門では「海の森づくりプロジェクト」が受賞した。製鋼スラグなどの鉄鋼副産物を活用して藻場を再生する取り組みで、全国80カ所以上で展開している。生物多様性の回復やブルーカーボンの創出(ブルーカーボンクレジットの獲得)、地域活性化への貢献が高く評価されたという。